ビハインド・エブリー・ブレス
- 2022年6月1日 -
ピエール・フローラにとって、全ての恐れはチャンスであり、挑戦は新たな目標です。ハワイ島で撮影された、『ビハインド・ザ・ブレス』は、全ての冒険と呼吸一つ一つに込められたピエールの強い決意、勇気と躍動を伝えています。
強さとエネルギーを兼ね備えたピエールはフリーダイバーにとどまらず、ボートマン、アスリート、教師、探検家、メンター、友人という顔を持ちます。フリーイマージョンダイビングで4度の世界記録に輝いた彼は、自らのDNAの限界に挑み続けています。
前回コナを訪れた時、ピエールは他のダイバーと競い合っていました。今回、彼が挑む相手は自分自身だけです。「常に新しい目標を自分に課しています」と彼は言います。「自分が常にナンバーワンでいられるとは限らないけれど、自分にとってのベストでいることはできます」
多くの要素が天候や明るさといった条件に左右されるため、ハワイでの1時間は大きな意味を持ちます。ピエールと共にフランスから訪れた水中撮影クルーにとって、正しい波を見極めることが全てを意味します。
「開きながら寄せてくる波を待ちます」と水中写真家のグレッグ・ルクールは手で円を描きながら説明します。「つぶれたり、砕け散ったりする波ではだめです。視界も良好でなければなりません」
ピエールとグレッグ、水中ビデオグラファーのケビン・サンペ、アシスタントのジミー・ゴラズが、デロン・ヴェルベック船長のゾディアック号で波を待つ間、地上撮影クルーは島の周りでロケーションを探していました。
「ピエールが成し遂げた偉業を見ていただきたいです」と、ディレクター兼プロデューサーのザック・ピナは言います。「けれど、それよりさらに大切なのは、ピエールがこの旅で見せた驚異的なスピリットと決意を伝えていることです」
フリーダイビングの世界チャンピオンがあらゆる瞬間に込めた強い決意、勇気と躍動を伝える『ビハインド・ザ・ブレス』。ピエール・フローラの腕元で時を刻む「カーキ ネイビー オープンウォーター オート」をご覧ください。